2006年度BCS賞受賞
オープンソースのRuby on Railsアプリケーションが受賞の決め手
Marks & SpencerやFOCUS DIYの有力候補を抑え、トヨタ自動車生産工場が取り入れているシーケンス技術の一部を担う、ミッションクリティカルなサプライチェーンマネジメント、Blue SequenceソリューションがBCS賞を受賞しました。
Futaba Industrial UK Ltdのダービーの新工場で使用されているこのシステムは、オープンソーステクノロジーでプログラミングされ、Ruby on Railsフレームワークをウェブのアプリケーションとして使用することにより、トヨタ生産工場から送られてくる最新データを元にサプライアが部品を製造し、指定された場所・時間に生産工場に配送するまで、これら8時間以内に行われる全てリアルタイムの過程を管理することができます。
「ブルーファウンテンのソリューションなくしてシステムを立ち上げることは出来なかったと言えます。2005年8月にこのシステムを導入してから5百万ものパーツを問題なく処理しています。」 - Futaba Industrial UK、ジェネラルマネージャー、キース・スミス氏
Blue Sequenceはトヨタ生産方式(Toyota Production System略称TPS)に最新の技術を使って組み込まれています。トヨタ式概念の『自働化』に基づいて拡張されたサプライチェーンの隅々に、リアルタイムに部品を配置するためには精密なタイミング及び下請け組立工程処理が要求されます。リアルタイム工程の大きな利点は、問題が生じた際に在庫水準レベルが、その日のマニフェストに合わせてではなく、実際に生産される数に維持されるため、サプライチェーンがより効率的であるところです。それにより、部分組立品や部品使用の工程も円滑にします。
「2006年の賞に参入したプロジェクトの種類および質は、IT関連職による、経済的繁栄、事業の効率、および公共事業への多大なる貢献を披露してくれました。これらは全てITの専門家が日々供給している、革新と高品質の優れた例と言えるでしょう。」 - BCS最高責任者であるデイヴィッド・クラーク氏
ブルーファウンテンのセールスダイレクター、エイデン・マクガイアは「この名誉ある賞を受賞できて本当に嬉しいですね。企業は常により良い性能のサプライチェーンを探求しており、この例のように多々に渡るサプライアを含むシーケンス生産法は増える一方です。既にトヨタやFordの生産ラインにシステムを導入しているブルーファウンテンだからこそ、この特殊なマーケットにおいて主導的役割を担っていくことになるでしょう。また、これによって産業の皆さんにオープンソースを使ったミッションクリティカルなソリューションがいかに安定性のあるものか理解して頂けると思います。」とコメントしています。
ブルーファウンテンのテクニカルダイレクターのイアン・コッティーは「Blue Sequenceシステムはデマンドフロー式の製造方法を生産工程の中心に据えることにより、製造会社に多大な利益をもたらします。」とコメントしています。
BCS賞は、今日IT産業に従業する人達の間で成功の品質証明としての地位を、非常に速く確立しました。IT界の洗練、商才および技術の標準が、連続的に発展しているとともに、ITの役割と効果的な管理はビジネス全範囲に渡って重要な問題です。産業間共通の賞は、個人や団体が最先端IT技術とビジネステクノロジーを駆使して成し遂げたプロジェクトの優越性、プロ意識、革新、および優れた業績を認識し、促進し、そして賞賛するものです。
この受賞のニュースはITC MerseysideとGMDDAのニュースレターで紹介されました。